義両親との別れ
同居暦13年。
姑が突然病気を発症し亡くなった。
闘病生活3ヶ月。
とても珍しい病気で、病気が発症したとき医師に
「何の病気かわからないけれど、どの病気にしろよくなることはない。
余命1ヶ月だと思ってください。」
といわれたが、3ヶ月もった。
地下鉄の階段が全部登れると自慢の姑。
よんでもいない運動会や入学式にちゃっかり潜り込む姑。
私達世帯のタンスやごみ箱の中まで把握しようとする姑。
そんな元気な人だったが、あっという間だった。
葬式の日、同居していたにもかかわらず私達は葬式の段取りも教えられず、
一般客がくる時間と同じ時間にくるように義兄義姉にいわれた。
といっても一般客は一切呼ばない個人葬。
この土地に50年以上住んでいるのだから呼ばないにしろ町内にはお知らせさせてと旦那が頼み込んで、しぶしぶ町内のお知らせだけは許してもらえた。
兄弟3家族だけの葬式で、嫁にいった義姉家族より私達家族が後のお焼香だった。
葬式代もいくらかかったとか、グレードはどれくらいだとか、何も相談も報告もない葬式だった。
3ヶ月の介護生活のもめたけど、本当の闘いはそこから始まったのだ。